ハムの長文置き場

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【DMデッキ】好きなもんは全部突っ込め!メラビート・ザ・ジョラゴン

 

 一般に、ひとつのデッキに異なる方向性の切り札、コンセプトを投入するとてんでちぐはぐなデッキになる、と言われている。5色コントロールのようなグッドスタッフ的構築ならともかく、色や種族を絞ったテーマデッキでは特に顕著となる。我々カードゲーマー、或いは勝負事に身を置く人間にとっては最早語るまでもない暗黙の了解と言っていいものだろう。得意なことを尖らせて尖らせて、そいてぶち抜いた方がわかりやすく強いのだ。

 だがその一方で、『好きなカードを全部使いたい』『スペースが足りなくても複数のコンセプトを同居させたい』というプレイヤーが一定数存在することも事実である。今回はそんなワガママなプレイヤーに向けたデッキを紹介しよう。

 

メラビート・ザ・ジョラゴン

4 ジョジョジョ・ジョーカーズ

2 メラメラ・ジョーカーズ

4 ヤッタレマン

2 ガンバG/ガガン・ガン・ガガン

4 パーリ騎士

3 ガヨウ神

2 メラビート・ザ・ジョニー

4 ジョット・ガン・ジョラゴン

4 キング・ザ・スロットン

4 SMAPPON

3 アイアン・マンハッタン

3 ルネッザーンス

1 王盟合体 サンダイオー

 

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 アニメでジョニーからジョラゴンへと切り札のバトンタッチが行われたことは記憶に新しい。今回はそのジョーカーズ二大巨頭を同時に採用したワガママなデッキとなっている。

 基本的には4ターン目ジョラゴンからのワンショットを狙いつつ、決めきれなかった場合には溢れる手札からジョニーを叩きつけられる豪快なプレイが楽しめる。

通常の無色寄りジョラゴンと比較すると、序盤の速度と安定性を低下させた代わりとして後半の継戦能力とトップの強さを手に入れた形だ。無色ジョーカーズでは致命的となるサイバーダイスベガスからの波壊GOや湯あたり地獄にも耐性がつくため、受けを割り増ししたコントロールデッキにも強気に出ていける。

 加えて、無色中心ではない(=ニヤリーゲットを採用しない純粋ジョーカーズ構築)利点としてキング・ザ・スロットンも欠かせない要素のひとつである。ジョラゴンで捨ててビッグワンの連鎖を繋ぐもよし打点を稼ぐのもよしトップから投げてよし、と厳しい構築条件に見合った能力で八面六臂の活躍を見せてくれる。惜しむべきはやべーくらい知名度が低いこと。対策打たれにくいから利点だよ利点!

 

 そして、何よりの利点は盤面がクッソ格好いいことなのでみんな軽率に好きなカードと頭を使って(最重要)デッキを組んでいこうね。

【例大祭15】天に焦がれて

第15回 博麗神社例大祭の頒布物にございます。

 

 

 

 

 

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タイトル:天(そら)に焦がれて

 『それぞれの少女から見た空と、それに対するアプローチ』をテーマとして、小鈴、あうん、蓮子とメリー、魔理沙を主人公にした短編5本でお送りします。

 

 さぁ、手を伸ばせ!

 

 

収録作品

・はじめてのまほう

 少女の目指す先。

 

・本の虫は蠅にあらず

 空を飛びたいと悩む小鈴と、それを眺める阿求。そして来訪者。

 

・頬に受ける

 物言わぬ狛犬から見た博麗の巫女、そしてその先。

 

・科学世紀のユメ事情

 蓮子とメリーが空について思うこと。

 

・はじまりのふたつぼし

 魔理沙の目指す空。

 

 

さんぷる:はじめてのまほう

www.pixiv.net

 

 

文庫:140頁

発行:つちのこごはん

文章:ハムのすけ

イラスト:レナルー(宇宙クレヨン)

 

例大祭15 た30a  つちのこごはんにて700円で頒布予定です。

お待ちしております。

 

メラビートとアーキタイプ DMRP-04裁期

 はじめに。

 以下のリストは『筆者が今まで握っていたもの』であると同時に、新4弾魔の発売と同時に構築思想、枚数、内容が変化することが確約されています。今からだと参考にならないので読み物としてご覧ください。

 

 では本題。

 プレイヤーにはそれぞれ、アーキタイプの好みとか馴染みとか憧れってあると思うんですよ。

 筆者はDMでマナを増やしてアルファディオスを叩きつけるランプが好きで延々と使い続けた後に、MTGでのカウンタースペルに惚れて白青系コントロールを使い、タルキール期でDMでも触れていなかった赤を能動的に握るようになってからはバーンを握り、そこからはDMでも赤系デッキを握るようになりました。筆者の場合は単に選り好みの問題。

 で、赤いデッキ、特にバーンのどこが素晴らしいかと言えば『トップで相手を焼き切れる』点はやっぱり欠かせない訳で。

 相手方のシールド0枚、こっちは場もハンドも0というタイミングでスピアタトップして勝つと面白いじゃないですか。赤いデッキ握ってるときにハンデスコンと対面するとそれなりに起こるケースです。

 まぁ正直トップで捲られるのは相手からするといい気がしないんでしょうけど、此方は構築段階からスピアタ増やして殴り切ることだけを考えているので半ば狙い通りみたいなもんですし許してね。

 

 そんな素敵なバーンデッキ。

 スピードアタッカーをはち切れんばかりに詰め込める火薬庫みたいなデッキ。

 メラビートとその周囲のカードが公開されたときはそりゃもう喜びました。

 

メラビート・バーン(DMRP-04裁期)

4 ジョジョジョ・ジョーカーズ

2 メラメラ・ジョーカーズ

4 ヤッタレマン

4 パーリ騎士

3 洗脳センノー

3 カメライフ

3 絶対音カーン

4 メラビート・ザ・ジョニー

3 SMAPPON

4 バイナラドア

2 仏斬!富士山ッスル

4 王盟合体 サンダイオー

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 現在、このデッキはDMRP-04魔の発売に向けてチューンしてる最中なので現存してないんですけど、それでもリストがスルッと40枚浮かぶくらいには使い込んできたデッキです。

 ミッドレンジなマナカーブで盾をちょっとずつ割っていくスタイルが今のDMでは逆風だとは思ってるんですけども、やっぱり『DMでもバーンを使いたい!』という感情を前にするともうどうでもよくなっちゃうというか。

 

 好きなことを大事にするって大事ですよね、って。

 そんないい感じの文句が書けたところで今回はこれまで。

【DMデッキ】寒い冬は魚介鍋で温まろう!ムートピアの激辛キズナ鍋

 サザエにイワシ、アワビエビクジラ。その他諸々エトセトラエトセトラ。みんなして美味しそうですよね。ムートピアの連中。

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 その中でも筆者の一押しはセビーチェン。小回りの利くキズナ能力は同コスト帯のキズナ能力持ちに比べても際立っています。かっこいいポーズと色鮮やかな甲殻、そして何よりプリッと引き締まった肉体美からも目が離せません。

 しかしながら、セビーチェンが出たのは秋に発売したDM新3弾。組めないとまでは言いませんが、まだまだキズナ能力やそのサポートが充実しきっていない時期でした。動かしてて間違いなく楽しかったけど除去がバウンス頼り故にスピアタに弱すぎたのがキツかったのよ。

 そうして時は流れて今現在、新4弾が発売されてサッヴァークやサンダイオーで界隈の話題は持ちきりです。そんな中でぐつぐつと、今か今かと煮え立つ時を待っているカードたちが居ました。

 そう、みんな大好きキズナのムートピアたちです。

 

青赤 ムートピアの激辛キズナ

4 一番隊 ザエッサ

4 一なる部隊 イワシン

4 貝獣 リガイト

3 異端流し オニカマス

4 貝獣 マジュガイ

4 貝鬼動 アワービ

4 甲殻鬼動隊 セビーチェン

4 奇跡の旋風 トゲガニル

4 貝獣 ヒヨク

3 百万超邪 クロスファイア

2 暴走龍 5000GT

 

 高速で墓地と手札を充足させながら殴りかかり、相手にたらふく魚介を食べさせてあげましょう。新4弾からの期待の新参リガイトは手札を高速で回しながらキズナ発動を助け、マジュガイはバウンスしない除去で仲間たちが気持ちよく殴れる盤面を保持してくれます。何より2マナのキズナ持ちというのがとても高評価。

 

 苦しくなったらクロスファイアばーん!GTどーん!!沢山ドローして進化も出せるからトップから勝てる!!!素敵!!!!

 

 そんな素敵なムートピア、あなたもぜひぜひ食べてみてはいかが?

【DMデッキ】赤を使うということ。メラビート・ザ・ジョニーのジョーカーズ

 火文明。DMの前身、或いは兄貴分のカードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」にあやかって赤とも呼ばれる。

 赤は感情、衝動、混沌、友愛、暴力などの領域を司る色であり、それらはゲーム中でも速攻(スピードアタッカー)や高打点や強力なアタックトリガーなど、攻撃に偏重した前のめりなカードデザインという形で表出している。デザインの根幹が同じである以上、本記事では火文明≒赤として扱うことをご了承いただきたい。

 

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 メラビート・ザ・ジョニー。火文明の力を手に入れたジョリー・ザ・ジョニーの姿である。

 召喚時のマスター・W・メラビートで追加でクリーチャーを2体まで呼び出し、そのあと自分の場にジョーカーズが5体以上いれば敵の全体除去。更地になったバトルゾーンをジョニーとジョーカーズが駆けてダイレクトアタック、というシンプル且つ強力なデザイン。アニメでも歴代トップクラスの熱い演出(注:個人の感想です)に魅せられたファンは数多い(注:個人の感想です)。

 だからこそそれ故に、使用者は目がくらんでしまう。

 

 2017年11月現在、メラビートと投げつけるお供のJOEクリーチャーを合計3枚手札に保持したまま、メラビートを召喚可能な7マナ域まで到達することは結構難儀である。

 ただ、これは解決できない問題ではない。実際のところヘルコプ太をドローの主軸に据えればこの問題は解決する。解決はするのだが、そうすると今度は小型クリーチャーを多めに取ることになり、全体除去への耐性の低下、中盤の打撃力不足、トップの弱さが目立ってくる。即ち、攻勢を返されやすくなり、返されたときに逆転することが難しくなるのだ。

 それに何より、メラビート・ザ・ジョニーは火文明のカード、赤のカードである。赤の戦い方と言えば強力なトップを矢継ぎ早に相手へと投げつけていくこと、これがまず第一だ。

 ……厳密に言えば、貯めた手札を一気に吐き出すのも赤の手札の使い方であるが、そこらへんはひとまず置いておいて、今回はJOEによる断続的な打撃をテーマとしてデッキを組んでいこうと思う。MTGでのいわゆる『バーン』デッキだ。

 

メラビート・バーン

4 ジョジョジョ・ジョーカーズ

4 メラメラ・ジョーカーズ

4 ヤッタレマン

4 パーリ騎士

4 キャタピラ親方

4 メラビート・ザ・ジョニー

3 絶対音 カーン

3 SMAPPON

3 ジバボン3兄弟

3 バイナラドア

2 仏斬!富士山ッスル

2 超Z級 ゲキシンオー

 

MTGのバーンとは『大量のダメージスペルを用いて対戦相手のライフ20点を速やかに焼き切る』デッキである。非常に赤らしい、筆者も大好きなデッキである。今回はJOEのスピードアタッカークリーチャーをダメージスペルになぞらえて名前を拝借させていただいた。MTGのほうの詳細な説明は以下を。

バーン - MTG Wiki

 

以下簡単に解説

ジョジョジョ、メラメラ、ヤッタレマン、パーリ騎士

 初動群ガン積み16枚。1コストスペルガン積みによって実質的にヤッタレマン12枚体制に相当する安定感(実際はもう少し低い)と終盤でも腐らないトップの強さを実現。盤面がカラでも即座に手札を変換できるのは無色ジョーカーズのニヤリーゲットやヘルコプ太のドローと差別化できる重要な要素だ。

 

SMAPPON、ジバボン、バイナラ

 トリガー。本当ならスマッポンとジバボンだけに特化してスーパーボーナスでメラビートワンチャンを狙いたいが、そうすると序盤大型に攻められると厳しいためバイナラも採用。3:3:3の歪な構成。

 

他、メラビートとJOEな仲間たち

 火力。JOEに1ドローがついているのは序盤からどんどん投げろという言外のメッセージですよ。中盤にカーンを投げられるとだいぶ後続へ繋げやすくなるので4でもいい。メラビート自体はあくまでも速攻2打点、あわよくば除去札、フィニッシュの発火点くらいの気持ちで運用。故にメラビートからの展開は重視しないのでキャタピラ親方も投入。ぶっちゃけこれらの枠は個人のお好みで。

 

 前のめりに攻めて攻めて、それで勝てればいいじゃない。こっちには踏まれさえすれば負けないSトリガーと、全力着火すれば勝てるメラビート・ザ・ジョニーがいるんだから、というデッキ思想。

 

 ジョー君のデッキそのままなのでギャラリーウケ良好。お値段もプレミアム7デッキとメラ冒険(とバイナラドア)のカードだけで組めてお得。しかも12月には強化が待ってるぜ。これは組まない手はないぜ!

 

 

 流行にいち早く乗るのも赤の特徴だからな!!

【紅楼夢13】輝く正義は誰が為に

紅楼夢13の頒布物にございます。

 

 

 

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タイトル:輝く正義は誰が為に

 東方輝針城以前から弾幕アマノジャクのその後まで、大幅に自己解釈を加えて再編集。針妙丸を主人公に、『正義の味方』をメインテーマとして掲げた、シリアスしんせい小説になります。

 針妙丸が正邪を求めて七転八起、だいたいそんな内容です。

 

 正しいものをこの手で握りたい、と。

 誰もがそう、願うのだけれど。

 

 

さんぷる

www.pixiv.net

 

 

文庫:104頁

発行:つちのこごはん

著者:ハムのすけ

表紙イラスト:金鯱

 

紅楼夢13 G-05a にて700円で頒布します。

お待ちしております。

【DMデッキ】最強のデッキとはなんだろうか。弾幕再誕世紀末ジョニー

 最強。

 

 対戦ゲームを楽しんでいる以上、我々はこの言葉から眼を逸らすことはできない。大なり小なり勝とうとする意志があって初めて対戦ゲームは対戦ゲームとなり得るのである。当然、デュエマも例外ではない。

 日本最強でも、CS一位でも、店舗最強でも、なんなら仲間内の最強でもいい。プレイヤーそれぞれの最強になりたいという意思が、デッキを、プレイングを絶え間なく進化させ、メタゲームを回し続けている。メタゲームは生き物だ、とよく言われるがまさにこのことである。美しい構造だ。

 しかし、プレイングは兎も角、哀しいかな最強のデッキというものにはなかなかどうして結論が出ない。日本中のプレイヤーが最強を模索し続けているのにもかかわらず、である。

 私も一プレイヤーであるが故、答えの出ないこの問いに大いに悩んだ。そしてある日気がついてしまったのだ。最強のデッキとは何か。その答えに。

 

 

 デュエルマスターズも愛し愛され今年で15年。その長い歳月を経てクリーチャーはどんどん大型化、高速化し続けている。

 スクチェンモルネクが、レッドゾーンが、ドギラゴン剣が、ナッシングゼロを担いだジョーカーズが、罰怒ブランドが、ドルゲユキムラが、早期ターンで殴ってくることは日常茶飯事である。しかもお供をぞろぞろと引き連れて。

 これに対応できないようでは最強などとは口が裂けても言えたものではない。しかし、これに対応して自分も高速デッキを握ろうなど愚の骨頂である。なぜなら、両プレイヤーが最速のデッキを握ったならば、その勝敗はどうしても引きに依存するからである。綺麗に回ったものが勝つという理論は私は好きだが、最強を語る上では好ましくない。

 加えて、速さだけでは数枚の受け札で止まってしまう。極限まで研ぎ澄まされた槍が横からの衝撃で折れてしまうような脆さを抱えているのだ。この要素も、高速デッキが最強足り得ない理由の一つだ。

 しかし、これらのデッキは前述の通り環境に溢れている。なのでこちらは、これらを受け切れる最強の防御、或いは除去札が必要であると結論付けた。

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 そしてこれが、我々が待ち望んだ最強の除去「偶発と弾幕の要塞」である。

 12年も前のエキスパンションでありながら、ドルゲーザやガラムタ、コートニーや墳墓、アカシックサードなどユニークなカードが満載の第13弾のカードである。DMには珍しい、実質全体確定除去カードだ。

 旧来のパワー参照除去は火力不足だとよく言われたが、このカードは別物である。なんといっても山札から捲れたカードで自在に火力範囲をコントロールできるのだ。山札の削れる枚数や捲れるクリーチャーは不安定だが、そこはデッキ構築でカバーできる範疇。むしろこの不安定さこそがなんとも青赤的であり、カラーパイ的にも素晴らしいカードである。弾幕はパワーだぜ。

 前述の通り、近年のフィニッシャーは大型化を極めている。弾幕を使うのなら悠久などといったやわなクリーチャーでなく、もっともっとパワフルなクリーチャーを採用する必要がある。それも半端なクリーチャーではない。デュエマでも屈指の、超々々フィニッシャー級のド派手なクリーチャーをだ。

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 それがこのデッキの最強のフィニッシャー「世紀末へヴィ・デス・メタル」と「ジョリー・ザ・ジョニー」である。
 両者とも最大級のパワーを持ち、ともにスピードアタッカーと高打点、ジョニーに至っては出るだけで勝負を決めることさえできる。異論を挟む余地さえない最強のフィニッシャーである。しかもどちらも別の意味でクリエイターなカードであり、芸術点も高い。100点満点である。

 散々褒めちぎったが、これらのカードのマナコストの重さは決して無視できるものではない。しかも召喚しなければうま味がない、とんだじゃじゃ馬カードなのである。生半可なものではない、大量にマナブーストできるようなカードが必要である。それこそ弾幕と相性のいいような……。

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 記事タイトルを憶えている賢明な読者諸氏ならもうお気付きであろう、最強のマナブースト「再誕の聖地」である。

 15年の時を経て尚、5マナのカード一枚で4,5マナ、或いはそれ以上にマナ加速できるカードは存在しない。デッキ内のクリーチャーを絞った構築で弾幕を撃ち、墓地に落ちたカードを聖地でマナゾーンに送ることで、他のデッキではそうそうお目にかかることはない豪快なマナブーストが可能となる。キーカード同士の美しいシナジーも最強のデッキには必要である。

 

 こうして、最強の除去最強のフィニッシャー最強のマナブーストが織りなす美しいシナジーの三角形が完成した。複数の最強な要素を兼ね備えているこのデッキに隙は無い。あとは、それを崩さぬよう美しく纏め上げるだけである。

 そうして完成したのが、以下のデッキだ。

 

青赤緑タッチ黒 弾幕再誕世紀末ジョニー

フェアリー・ライフ

エマージェンシー・タイフーン

一極両得マクノカ&ヌクノカ

ドンドン吸い込むナウ

偶発と弾幕の要塞

再誕の聖地

Dの博才サイバーダイス・ベガス

テック団の波壊Go!

ジョリー・ザ・ジョニー(RevF版)

世紀末へヴィ・デス・メタル

 

 カード枚数表記がないという指摘は的外れもいいところである。何故なら強いカードは4枚投入。ならば最強のカードも4枚が当たり前である。そうして4×10の最強に美しいデッキが完成した。

 水と自然でリソースを増やしながら最後に火のフィニッシャーを叩きつける、豪快ながら繊細な、昔ながらのランプ・デッキである。

 デッキリストを見ればプレイングも明白なこのデッキはシンプル・イズ・ベストを突き詰めている。ここまで読み進めてきた諸君には解説など不要だろう。

 

 ダイスベガスで弾幕を撃ち、返しの聖地で墓地の大量のカードをマナゾーンへ叩きつけたとき。

 十数マナ溜めてエマジェン、マクノカヌクノカ、ドン吸いからフィニッシャーを引き寄せ、叩き付けて勝負を決めたとき。

 20マナからジョニーを二度出して勝ったとき。

 23マナひり出してジョニーと世紀末を投げつけて殴り抜けたとき。

 

 このデッキはそんなときに最強に輝いてくれる、最高のデッキである。私はそう信じている。

 皆もこのデッキを使い、最強というものは何か、今一度身を以って感じてほしい。

 

 

 

 

 

 墳墓とかやめろよ。

 呪文妨害とかもっての他だぞ。

 

 ……最強とはかくも遠い。